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コラム「日本では父親が子育てのために仕事の時間を減らせないのはなぜか」
サイトウ 2013.09.13

夫との会話が1日16分増えると10万円分の満足度!

はじめまして!

これからこのコラムを担当します齋藤です。
社会学を学ぶ大学院生ですが、実は小学生2人の母、40代。

進学のきっかけは、2人目を出産した後の、体調不良と仕事の両立のつらさでした。
「なぜ働きながらの育児はこんなにたいへんなんだろう?」
こんな素朴な疑問からはじまった研究生活、
現在は「日本では、父親が子育てのために仕事の時間を減らせないのはなぜなのか」
について取り組んでいます。

院生になってあらためて研究を見渡せば、
子育てをする上でガイドとなるようなおもしろい研究結果がたくさんあります。
「もっと早く知っていれば!!」と思わずつぶやく目からウロコの知識も。

たとえば、
妻が、夫と過ごす時間をどれほど大切に感じているか、
シカゴ大学 山口一男教授の研究はこう教えてくれています。

夫との会話が1日平均16分増える

または

平日に夫婦で大切だと思える時間が54分増える

と、なんと


妻は、月収が10万円増えるのと同じくらいの満足度

を感じるのだそうです。

「早く帰っても愚痴を言われるだけだし」…と嘆くお父さん、
パートナーは、残業で10万円稼ぐことより、あなたの帰りを待っています。
「最近、夫とゆっくり話す時間がないわ」と感じているお母さん、
ぜひこの数字で、パートナーを説得してみましょう!
お父さんたちは「家に帰る理由」を探しているかもしれませんよ。

このコラムでは、「父親」をキーワードに、
いろいろな学問分野で研究されている、意外でおもしろいトピックを交えて、
子育てにかかわるさまざまな知識をお伝えしていきます。

出典:山口一男2009『ワーク・ライフ・バランス――実証と政策提言』
(齋藤 早苗)

齋藤早苗
東京大学大学院総合文化研究科修士課程在学中。実は小学生2人の母、40代。
進学のきっかけは、2人目を出産した後の、体調不良と仕事の両立のつらさでした。
「なぜ働きながらの育児はこんなにたいへんなんだろう?」こんな素朴な疑問からはじまった研究生活。
現在は「日本では、父親が子育てのために仕事の時間を減らせないのはなぜなのか」について取り組んでいます。

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