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先輩イクメン、ママの日々
ミズクラゲさん 2013.11.11

刑事ドラマに学ぶ、子どもの叱り方

心に響く「カツ丼力」

刑事ドラマの取り調べシーンで、若手刑事が容疑者を問いつめているところにベテラン刑事が割って入り、「腹、減っているだろう」とカツ丼を出前注文し、食べ終わったところで故郷の母親の話をして、自供させるという定番シーンがあります。

これは、2人の刑事が役割分担することで尋問の効果を高めるチームプレーの好例。一方が敵対ムードで緊張感をつくり、もう一方が容疑者に寄り添うようにして容疑者の心を解きほぐす、まさに「押してダメなら引いてみな戦法」です。この中でカツ丼は、緊張から緩和に切り替えるスイッチの役目を果たしているのです。
どうしてこんなことを書くかというと、育児もパパとママの役割分担が重要だと思うからです。

フォワードとディフェンスを
パパとママで役割を分担

我が家の子育てで気をつけているのは、子どもを叱る時。
パパとママ2人から責められたら、子どもは逃げ場をなくし、追い込まれてしまいます。また、叱っている方もだんだん熱くなってきて、最初の注意点からズレてきたり、同じことを何回も叱るループ状態になってくると、子どもはなぜ叱られているのかが分からなくなってきます。
なので、一方がフォワード役として、まず「何がいけなかったのか」「どうしていけないのか」を伝え、もう一方のディフェンス役がフォローする。そして、その後3人で「どうすれば良いのか」を考えるようにしています。

こうして書くと、僕がすごくイケてるイクメンのような感じがするかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
なぜなら、やりたくない叱る役をママに任せて、自分は「物わかりの良い、やさしいパパ」に安住しているからです。会社にもいますよね、「そんなことは分かってる!」という正論ばかりを言って、自己満足している上司。あの説得力のなさを自分に感じるんです。

それだけじゃなく、ママからも「どうして自分ばかりが叱る役なワケ?」というフラストレーションが伝わってくる。
このままでは良くないので、最近は勉強や習い事関連はママ、道徳関連はパパというように、カテゴリー別にフォワード役を分担するようにしています。これは特に話し合ったわけではなく、自然の流れでそうなりました。
今のかたちにしたことでママの負担の軽くなり、僕自身、どう伝えれば子どもが理解しやすいかを以前よりも考えるようになりました。また、子どももしっかりと話を聞くようになり、反射的「ごめんなさい」と言って終わりにするのではなく、「どうして叱られたのか」を自分なりに考えるようになってきました。

ペンネーム「ミズクラゲ」
ライター。平成5年に長女誕生。毎日いろんな出来事があり、ブレっぱなしの育児ながら、全力で楽しみながら奮闘中。

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