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先輩イクメン、ママの日々
青柳ウサギ 2014.03.17

立会い出産で妻が夫に望むこと

4日前、おかげさまで無事に第2子となる女児を出産いたしました。

出産報告でよく使う「無事に」というワード。
2回目の出産ではありますが、今回はその言葉の意味を改めて確認した出産となりました。
私は高齢出産ゆえのトラブル(具体的に言うと出血多量・・・)で大変な目にあったのですが、年齢など関係なく、そして、いかに医療が進歩したとはいえ、やはり出産は女性にとっては「命がけの仕事」です。その痛みたるや・・・。

立会い出産をしたいとお考え(または奥様から希望されている)のプレイクメンの皆様、テレビで観る芸能人の“痛みに耐える美しくも感動的”な出産などをイメージしていてはいけません。
決して脅す訳ではありませんが、実際の出産は、そんななまっちょろいもんじゃありません。あまりの痛みゆえに、いつもは大人しい奥様が絶叫するかもしれません。ダンナ様に暴言を吐くかもしれません。普段の奥様からは想像できない猛獣のような姿に変貌するかもしれません。

「正直、ちょっと引く・・・」のはある程度仕方がないとして、そういう感情を乗り越え、どうか奥様と一緒に戦って差し上げて欲しいのです。出産はまさに「命がけの戦場」です。お医者様や助産師さんたちはあくまで“介助者”であって、最前線で戦っているのは奥様と赤ちゃんのたった2人だけです。そしてその2人を後方支援することができるのが、勇気を持って立会い出産に臨んだダンナ様です。決して傍観者になってはいけません。一緒に「戦場に立つ」覚悟で、どうか奥様を助けてあげて欲しいのです。

前置きが長くなってしまいましたが、つい数日前に出産したばかりのリアルな感想として、以下の3点、ぜひご参考にしていただければと思います。

1.「頑張れ!」ではなく、共感を!

「あとちょっとだ、頑張れ!赤ちゃんも頑張ってる!」
そんな分かったような事を言ってしまっては、奥様の感情を逆撫でするばかり。
このような発言ができるのは医療のプロである先生or助産師さんだけです。(ダンナ様がお医者様の場合は別ですが)
それよりも、「痛いなあ、つらいなあ、しんどいなあ」と、ひたすら痛みに耐える奥様の気持ちを代弁してあげてください。
私は「もう痛すぎて無理だと思います・・・」と弱音を吐いたとき、決して「頑張れ」とは言わず、「痛いなあ、痛いなあ」と夫がひたすら声をかけてくれたことでずいぶんと救われた気がしました。

2.呼んだらすぐに答え、出来る限りいつもそばにいる

人によって出産時間は様々。丸2日、丸3日の長丁場になる人もいます。ですが、少なくとも陣痛が5分間隔(痛みMAXの手前)になったら、常に手の届く距離にいて、呼ばれたらすぐに返事。「腰を押して」「手を握って」など奥様の要求には即座に対応してください。
長い時間、腰をさすりつづけるのもとても大変なことだと思います。ですが、陣痛に比べたら・・・、というのがこちら側の本音。
1回目の立会い出産時、動揺して最初床ばかりを映してしまったことを教訓とした夫は、いよいよ出産間近と判断したとき、いったんそばを離れビデオ・カメラの準備するため、カーテンの外へ。そのとき私は陣痛の波がやってきて、腰を押して欲しくて夫を呼んだんです。すると夫は「ちょっと待って、カメラの準備してるから」と。思わず「もうビデオなんかどうでもいいから早く来て!」と叫んでしまいました。
とはいえ、やはり映像や写真も残しておきたいもの。ですからビデオやカメラの準備は早めに済ますこともポイントですね。

3.感動の気持ちはありのままに伝える。思いっきり泣くのもいい!

生まれた瞬間のこと。個人差はあるかもしれませんが、私の場合、正直、感動よりも痛みから解放された(戦いが終わった)ことへの安堵感の方が大きくて・・・。それは1回目も2回目もそうでした。だからドラマみたいにすぐには泣けないんです。感動が押し寄せてきたのは、子供の顔を確認して、少し時間が経ってからでした。ですから「よかった、よかった」と号泣する夫の声を頭の上から聞いて「ああ、無事に生まれたんだ」と実感することができました。
「ありがとう」でも「よかった」でもなんでもいいです。感動した気持ちは照れずに、ドラマチックに伝えて差し上げてください。

以上、これから立会い出産をする(かもしれない)プレイクメンの皆様へ、僭越ながら、心得的なものを書かせていただきました。
出産から間もないため、なかばレポートのようになってしまいましたが・・・、参考にしていだければ幸いです。

ペンネーム:青柳うさぎ
ライター暦14年。5歳男児の母、現在第2子妊娠中。
長男が生まれてから間もなくベビーマッサージセラピストの資格を取得。芸能、街ネタ、などに加え子育て関連の執筆にも意欲を燃やす。

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